V-Synth GT Driver Ver.1.0.0 for Windows Vista 64ビット版

このフォルダに含まれるファイルの内容その他を、ローランド株式会社(「ローランド」)の許諾なく改変、複製、配布、転載することは禁止します。またファイルの内容については、プログラム改良の為予告なく変更されることがあります。
Microsoft、Windows、Windows Vista は、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です。
ASIO は独国 Steinberg Media Technologies AG の商標です。
文中記載のその他の会社名及び製品名は、各社の商標または登録商標です。

このドライバについて

このドライバは、Microsoft® Windows Vista® 64ビット版 対応 V-Synth GT 用ドライバです。
ASIO(Steinberg Audio Stream I/O Interface) にも対応しています。

動作条件

このドライバは、以下の動作条件が必要になります。

対応 OS
Microsoft® Windows Vista® 64ビット版
32ビット版の Windows Vista® では動作しません。
対応パソコン
USB Specification Revision 1.1 以上準拠 USB コネクター搭載のパソコン
Windowsが動作しているMacintoshはサポート対象外となります。

Windows Vista 64ビット版使用時のご注意

Windows Vista 64ビット版において本製品をお使いになる場合には、以下の点をご理解いただき、お使いになる各製品の対応状況もあわせて確認の上、ご使用ください。

制限事項および注意事項


インストールする

ドライバを再インストールする場合は、「再インストールするには」を参照してください。
  1. すべての USB ケーブルをはずした状態で Windows を起動します。
    (キーボード、マウスを除く)
  2. インストールを行う前にすべてのアプリケーションを終了してください。
  3. Setup アイコンをダブルクリックします。
  4. 「ドライバのインストールは、管理者ユーザーで実行してください。」と表示された場合は、 アカウントの種類が管理者であるユーザーで Windows にログオンして、再度インストールを行ってください。
  5. ユーザー アカウント制御に関する確認画面が表示されますので、[続行]をクリックします。
  6. 「V-Synth GT Driver をコンピュータ上にインストールします。~」と表示されます。[次へ]をクリックします。
    その他のメッセージが表示された場合は、そのメッセージの内容にしたがってください。
  7. インストールを開始するために、[次へ]をクリックします。
  8. Windows セキュリティに関するダイアログが表示された場合は、[インストール]をクリックします。
  9. 「ドライバをインストールする準備ができました。~」と表示されます。
    その他のメッセージが表示された場合は、そのメッセージの内容にしたがってください。
  10. V-Synth GT とコンピューターを USB ケーブルで接続し、V-Synth GT の電源を入れます。
  11. 画面の右下隅に「デバイス ドライバ ソフトウェアをインストールしています」と表示され、ドライバが自動的にインストールされます。
    その他のメッセージが表示されている場合は、内容確認してメッセージを閉じてください。
  12. 「インストールが完了しました。」と表示されれば、インストールは完了です。
    [閉じる]をクリックして、「Driver Setup」ダイアログ・ボックスを閉じます。
  13. 「システム設定の変更」ダイアログ・ボックスが表示された場合は、[はい]をクリックして、Windows を再起動します。
  14. お使いになる前に」を参照して V-Synth GT を使用できるように設定します。この設定をしないと、V-Synth GT は使用できません。
    V-Synth GT を接続後、使用できない場合は、何らかの問題が発生している可能性があります。「トラブルシューティング」を参照してください。

お使いになる前に

アプリケーションの入出力デバイス設定

各アプリケーションを最適なパフォーマンスでお使いいただくために、以下を参照してアプリケーションの入出力デバイスを設定してください(設定方法については、アプリケーションの取扱説明書などを参照してください)。

V-Synth GT とアプリケーションのサンプリング周波数の設定が一致していることをご確認ください。設定が異なると、エラーメッセージが表示されたり、正しく録音・再生できない場合があります。
アプリケーションのデバイス設定で V-Synth GT のデバイスが選択できない場合は、何らかの問題が発生している可能性があります。「トラブルシューティング」を参照してください。

オーディオ入出力デバイス

V-Synth GT のオーディオ入出力チャンネル数は 2 In / 2 Out です。

[WAVE OUT デバイス]
OUT (V-Synth GT)
コントロール パネルの「サウンド」設定で名前を変更している場合は、変更した名前が表示されます。
Cakewalk SONARなどのWDM/KS対応アプリケーションでは、「OUT (V-Synth GT)」のように表示されます。
 
[WAVE IN デバイス]
IN (V-Synth GT)
コントロール パネルの「サウンド」設定で名前を変更している場合は、変更した名前が表示されます。
Cakewalk SONARなどのWDM/KS対応アプリケーションでは、「IN (V-Synth GT)」のように表示されます。
 
[ASIO デバイス]
ASIO 対応アプリケーションで V-Synth GT を使用する場合、アプリケーションの ASIO の設定で「V-Synth GT」を選択してください。
オーディオのループ発振や二重のモニタリングを防ぐため、アプリケーションのモニタリングはオフ、または ASIO Direct Monitorを使用する設定でお使いください。
V-Synth GT は ASIO Direct Monitor に対応しておりません。使い勝手を向上するために、対応しているように見せています。
ASIO で V-Synth GT を使用中には、アプリケーションで Microsoft GS Wavetable Synth を使わない設定にすることをおすすめいたします。(負荷低減、ドライバのオーディオ入出力のバッファ・サイズ変更時の利便性のため)

MIDI入出力デバイス

Windows 付属のメディア プレーヤーでは、V-Synth GT のMIDI入出力デバイスを使用することはできません。
MIDI対応アプリケーションで以下のデバイスを選択してお使いください。
[MIDI OUT デバイス]
V-Synth GT
 
[MIDI IN デバイス]
V-Synth GT
 

V-Synth GT を Windows 付属のメディア プレーヤーで使う場合の設定

  1. 「コントロール パネル」を開いて、「ハードウェアとサウンド」をクリックし、「サウンド」をクリックします。
    クラシック表示の場合は、「サウンド」をダブルクリックします。
  2. 「再生」で V-Synth GT の「OUT」を選択し、「既定値に設定」をクリックします。
    上記の WAVE ポートが選択できない場合は、何らかの問題が発生している可能性があります。「トラブルシューティング」を参照してください。
  3. [OK]をクリックして、「サウンド」を閉じます。
  4. Windows Media Player を起動し、オーディオ ファイルを選択して再生を行います。

設定の変更をするには

設定の変更/確認をするには

  1. ドライバの設定の変更を行う場合は必ず V-Synth GT を使用しているすべてのプログラムを終了させます。確認のみを行う場合にはその必要はありません。
  2. 「コントロール パネル」を開いて、「その他のオプション」クリックし、「V-Synth GT」をクリックします。
    クラシック表示の場合は、「V-Synth GT」アイコンをダブルクリックします。
  3. V-Synth GT Driver の設定」ダイアログ・ボックスが表示されます。
  4. 設定の変更を行う場合は、設定を変更して[OK]をクリックしてください。設定の確認を行う場合は、設定を確認後、必ず[キャンセル]をクリックしてください。
    設定項目の詳細については、「設定ダイアログ・ボックスの項目について」を参照してください。

設定ダイアログ・ボックスの項目について

「オーディオ入出力のバッファ・サイズ」
通常はバッファ・サイズを左から6番目の位置に設定してお使いください。

※注意!
バッファ・サイズを変更したら、必ず V-Synth GT を使用しているアプリケーションの再起動、 またはオーディオ機器のテスト機能を持ったアプリケーションをお使いの場合は、そのテスト機能を実行してください。
お使いのアプリケーションによっては、そのオーディオ設定の項目にもバッファ・サイズの調整機能がある場合があります。

「ASIO のバッファ・サイズをより小さくする」チェック・ボックス
このチェック・ボックスにチェックを入れると、ASIO対応アプリケーション使用時のバッファサイズを、より小さくすることができます。
チェックを入れることで音切れなどが発生する場合は、このチェック・ボックスの ”チェックをはずした” 状態でお使いください。
「オーディオ入出力のバッファ・サイズ」の調整は、このチェック・ボックスの ”チェックをはずした” 状態で行ってください。
 
 
「コンピュータ負荷を軽く」チェック・ボックス
通常はチェック・ボックスの ”チェックをはずした” 状態でお使いください。
設定の変更は V-Synth GT の電源を入れなおした後有効になります。
 
ドライバの情報
現在インストールされているドライバのバージョンが表示されます。

再インストールするには

  1. アンインストールするには」の手順にしたがってドライバを削除します。
    アンインストールすると、Driver の設定ダイアログ・ボックスの設定値が初期化されます。設定項目の詳細については、「設定ダイアログ・ボックスの項目について」を参照してください。
  2. インストールする」の手順にしたがってドライバをインストールします。

アンインストールするには

  1. すべての USB ケーブルをはずした状態で Windows を起動します。
    (キーボード、マウスを除く)
  2. アンインストールを行う前にすべてのアプリケーションを終了してください。
  3. 「コントロール パネル」を開いて、「プログラムのアンインストール」をクリックします。
    クラシック表示の場合は、「プログラムと機能」アイコンをダブルクリックします。
  4. 一覧の中から、 V-Synth GT Driver を選択して、「アンインストールと変更」をクリックします。
  5. ユーザー アカウント制御に関するダイアログが表示された場合は、[続行]をクリックします。
  6. 管理者アカウントのパスワード入力が求められた場合は、アカウントの種類が管理者であるユーザーで Windows にログオンしてから、再度アンインストールを行ってください。
  7. 「インストールされている V-Synth GT Driver をアンインストールします。」と表示されますので、[OK]をクリックします。
  8. 「アンインストールを完了しました。」と表示されますので、[OK]をクリックして Windows を再起動します。

トラブルシューティング

ドライバをインストールできない/アンインストールできない

Windows にログオンするときのユーザー権限を確認しましたか?
アカウントの種類が管理者であるユーザーで Windows にログオンしなければなりません。
詳しいことはお使いのコンピューターのシステム管理者にご相談ください。

V-Synth GT のデバイスが選択できない/使用できない

ドライバは正しくインストールされていますか?
ドライバをインストールしたにも関わらず、V-Synth GT を使用できない場合、ドライバが正しくインストールされていない可能性があります。「再インストールするには」の手順にしたがって再度ドライバのインストールを行ってください。
 
V-Synth GT の MIDI/WAVE デバイス名は表示されていますか?
デバイス名が表示されていない場合は、V-Synth GT を使用しているアプリケーションをすべて終了し、V-Synth GT の電源を入れなおしてください。
それでも解決しない場合は、「再インストールするには」の手順にしたがって再度ドライバのインストールを行ってください。
 
V-Synth GT が電源の入った状態で接続されているときにコンピューターがスリープ状態に入りませんでしたか?
スリープ状態からの復帰後、V-Synth GT が正しく動作しない場合は、使用しているアプリケーションをすべて終了し、V-Synth GT の電源を入れなおしてください。
 
V-Synth GT を使用中に USB ケーブルの抜き差しを行ったり、V-Synth GT の電源を入れなおしたりしませんでしたか?
V-Synth GT を使用中に USB ケーブルの抜き差しを行ったり、V-Synth GT の電源を入れなおしたりすると、正しく動作しなくなる場合があります。このような場合は、V-Synth GT を使用しているアプリケーションをすべて終了し、V-Synth GT の電源を入れなおしてください。
 
一部のコンピューターで Windows 起動時に V-Synth GT が接続されているとドライバが正しくロードされず、USB で V-Synth GT を使用できないことがあります。
この場合は Windows の起動後に、V-Synth GT の電源を入れる もしくは 接続してお使いください。

デバイス名の先頭に「2- 」などの数字が表示されるようになった

V-Synth GT を別の USBポートへ接続しませんでしたか?
V-Synth GT を別の USBポートへ接続すると、OS により自動的にデバイス名の先頭に数字が付け加えられる場合があります。
このような場合でも、V-Synth GT の使用には問題はありません。
数字の付いていないデバイス名に戻したい場合は、V-Synth GT をインストール時と同じ USB ポートへ接続するか、「再インストールするには」を参照してドライバの再インストールを行ってください。

再生/録音ができない

ドライバは正しくインストールされていますか?
 
「お使いになる前に」を参照して V-Synth GT を使用できるように設定しましたか?
この設定をしないと、V-Synth GT は使用できません。「お使いになる前に」を参照してください。
 
再生/録音中にコンピューターがスリープ状態に入りませんでしたか?
スリープ状態からの復帰後、V-Synth GT が正しく動作しない場合は、使用しているアプリケーションをすべて終了し、V-Synth GT の電源を入れなおしてください。
 
再生/録音中に USB ケーブルの抜き差しを行ったり、V-Synth GT の電源を入れなおしたりしませんでしたか?
再生/録音中に USB ケーブルの抜き差しを行ったり、V-Synth GT の電源を入れなおしたりすると、V-Synth GT で再生/録音ができなくなる場合があります。一度、再生/録音を中止してから、再び再生/録音を行ってください。それでも再生/録音ができない場合は、V-Synth GT を使用しているアプリケーションをすべて終了し、V-Synth GT の電源を入れなおしてください。
 
音量ミキサでデバイスやアプリケーションのボリュームを絞っていませんか?
システムの音量ミキサでは、デバイスごと、あるいはアプリケーションごとの音量を調整することができます。
  1. 「コントロール パネル」を開いて、「ハードウェアとサウンド」をクリックし、「システム音量の調整」をクリックします。
  2. 音量ミキサが表示されますので、デバイス メニューから再生に使用しているデバイスを選択し、音量を調整します。
音量ミキサは、画面右下のスピーカー アイコン右クリックして「音量ミキサを開く」を選択しても開くことができます。

演奏中に音が途切れる、一部の音が抜ける、など演奏の一部がおかしい

以下の各設定を行うことで、解決されることがあります。

システムの「パフォーマンス オプション」の設定
  1. 「コントロール パネル」を開いて、「システムとメンテナンス」をクリックし、「システム」をクリックします。
    クラシック表示の場合は、「システム」アイコンをダブルクリックします。
  2. 左側のタスクの中から、「システムの詳細設定」をクリックします。
  3. ユーザー アカウント制御に関するダイアログが表示されますので、[続行]をクリックします。
  4. 管理者アカウントのパスワード入力が求められた場合は、アカウントの種類が管理者であるユーザーで Windows にログオンしてから、再度設定を行ってください。
  5. パフォーマンスの[設定]をクリックし、「詳細設定」タブをクリックします。
  6. 「バックグラウンド サービス」を選択して、[OK]をクリックします。
  7. [OK]をクリックして、「システムのプロパティ」を閉じます。
V-Synth GT のサンプリング周波数の設定
アプリケーションのオーディオ設定のサンプリング周波数と、V-Synth GT 本体のサンプリング周波数を合わせてお使いください。
 
Driver の設定ダイアログ・ボックスにある「オーディオ入出力のバッファ・サイズ」
  1. 設定の変更をするには」を参照して、Driver の設定ダイアログ・ボックスを開きます。
  2. 「オーディオ入出力のバッファ・サイズ」を大きくします。
LAN が動作していると、音が途切れることがあります
デバイス マネージャでLAN を無効にしてみてください。
 
Driver の設定ダイアログ・ボックスにある「コンピュータ負荷を軽く」チェック・ボックスのチェックを入れることで改善される場合があります。
設定を変更したり確認する場合は、「設定の変更をするには」の手順にしたがってください。
この設定の変更は V-Synth GT の電源を入れなおした後有効になります。特に問題がない場合はチェックをはずした状態(初期状態)でお使いください。

再生/録音が途中で停止し、その後再生/録音ができなくなる

V-Synth GT を使用中に負荷が重い処理を行いませんでしたか?
V-Synth GT を使用中に負荷が重い処理を行うと、正しく動作しなくなる場合があります。このような場合は、一度再生/録音を中止してから、再び再生/録音を行ってください。
それでも再生/録音ができない場合は、V-Synth GT を使用しているアプリケーションをすべて終了し、V-Synth GT の電源を入れ直してください。

Copyright (C) 2009 Roland Corporation. All rights reserved.